16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、一時、前週末12日の終値より200円超上昇し、取引時間中として史上初めて4万5000円台をつけた。前週末につけた取引中の史上最高値(4万4888円)を上回った。
米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを再開するとの観測に加え、米国の関税政策をめぐる不確実性が和らいだとの見方が拡大。AI(人工知能)の需要拡大を見込んだハイテク株の上昇も株高を後押ししている。
こうした流れを受け、日経平均は前週末まで3日続けて終値の史上最高値を更新していた。週明け16日も午前9時の取引開始から上昇して始まり、まもなく、4万5000円を突破した。